The Fox and the Grapes(きつねとブドウ)

イソップ英語部
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イケップ先生
イケップ先生

さあ、今日も始めましょう。今日もとても有名なお話です。

この話をもとにして、心理学で「すっぱいブドウの心理」という言葉があったりもします。

ダメップ
ダメップ

なんだかいきなりわけがわかりません。

その話はすっぱいんですか。

イケップ先生
イケップ先生

いえ、話はすっぱくはありません。

変なことを言って混乱させてしまいましたね、すいません。

また今日も簡単な英語に直していますので、単語と文法を学んでから、何度も何度も繰り返し音読をしましょう。

ダメップ
ダメップ

すっぱい話のことは忘れます。

レッツイソップ!

One hot day, a Fox was walking through an orchard. He saw some Grapes hanging from a tall vine.

“These will help my thirst,” he said. He stepped back, ran, and jumped, but missed the Grapes. He tried again and again, but he could not reach them.

Finally, he gave up and walked away, saying, “I’m sure the Grapes are sour.”

It is easy to say bad things about what you cannot have.

イケップ先生
イケップ先生

それではまず、ワードリストです。

Fox – キツネ
Orchard – 果樹園
Grapes – ブドウ
Tall – 高い
Vine – つる
Thirst – 喉の渇き
Said – 言った
Stepped back – 後ろに下がった
Ran – 走った
Jumped – 跳んだ
Missed – 届かなかった
Tried – 試した
Again – 再び
Reach – 届く
Gave up – 諦めた
Walked away – 立ち去った
Sour – 酸っぱい
Easy – 簡単な
Bad things – 悪いこと
Cannot have – 手に入れられない

ダメップ
ダメップ

文法解説もお願いします

1. One hot day, a Fox was walking through an orchard.

  • One hot day: 時を表す副詞句。「ある暑い日」という意味で、話の始まりを示します。単数形の「One」で「1日」を指し、「hot」は「暑い」を意味する形容詞です。
  • a Fox: 主語。「Fox(キツネ)」は数が不特定なので、不定冠詞「a」が使われています。
  • was walking: 過去進行形。主語「Fox」がその時「歩いていた」という進行中の動作を表しています。「was」はbe動詞の過去形、「walking」は「walk」の現在分詞です。
  • through an orchard: 前置詞句。「through」は「〜を通って」という意味。「an orchard」は「果樹園」を指し、特定されていないので不定冠詞「an」が使われています。

2. He saw some Grapes hanging from a tall vine.

  • He: 主語。「Fox」を指す代名詞です。
  • saw: 動詞「see(見る)」の過去形で、「見た」という意味です。
  • some Grapes: 目的語。「some」は「いくつかの」という意味で、特定の量を指さないときに使われます。「Grapes」は「ブドウ」という意味の複数形の名詞です。
  • hanging from a tall vine: 分詞構文。「hanging」は「ぶら下がっている」という動作を表す現在分詞です。「from a tall vine」は前置詞句で、「vine(つる)」がどこからぶら下がっているかを示します。「tall」は形容詞で「高い」という意味です。

3. “These will help my thirst,” he said.

  • These: 指示代名詞。複数形で「これらのもの」を指します。ここでは「Grapes」を指しています。
  • will help: 助動詞「will」+動詞の原形「help」。未来の動作や予測を示し、「〜を助けるだろう」という意味です。
  • my thirst: 所有代名詞「my(私の)」と名詞「thirst(喉の渇き)」。自分の喉の渇きを表します。
  • he said: 直接話法で、セリフの引用部分が「he said(彼が言った)」の後に来ています。「said」は「say」の過去形です。

4. He stepped back, ran, and jumped, but missed the Grapes.

  • He: 主語。「Fox」を指す代名詞です。
  • stepped back: 動詞「step(歩く)」の過去形+副詞「back(後ろへ)」。直訳すると「後ろへ歩いた」という意味です。
  • ran: 動詞「run(走る)」の過去形。「走った」という意味です。
  • jumped: 動詞「jump(跳ぶ)」の過去形。「跳んだ」という意味です。
  • but: 接続詞。「しかし」を意味し、前の動作と対照的な結果を示しています。
  • missed the Grapes: 動詞「miss(届かなかった)」の過去形。「the Grapes」は特定のブドウを指し、定冠詞「the」が使われています。

5. He tried again and again, but he could not reach them.

  • He: 主語。「Fox」を指す代名詞です。
  • tried: 動詞「try(試す)」の過去形。「試みた」という意味です。
  • again and again: 繰り返しを表す副詞句。「何度も何度も」という意味です。
  • but: 接続詞。「しかし」を意味し、前の動作と対比される結果を示しています。
  • he could not: 助動詞「could」の過去形。「〜できなかった」という意味。「not」が否定を示しています。
  • reach them: 動詞「reach(届く)」の原形。「them」は「Grapes」を指す代名詞の目的格です。「彼はそれらに届くことができなかった」という意味です。

6. Finally, he gave up and walked away, saying, “I’m sure the Grapes are sour.”

  • Finally: 副詞。「最終的に、ついに」という意味で、動作の結果を示します。
  • he gave up: 動詞「give up(諦める)」の過去形。「彼は諦めた」という意味です。
  • and: 接続詞。「そして」を意味し、2つの動作をつなぎます。
  • walked away: 動詞「walk(歩く)」の過去形+副詞「away(離れて)」で、「立ち去った」という意味です。
  • saying: 分詞構文。「彼が言いながら」を表す現在分詞です。
  • I’m sure: 直訳すると「私は確信している」。助動詞「am」と「sure(確信している)」の組み合わせです。
  • the Grapes are sour: 「ブドウは酸っぱい」という意味の文。「the Grapes」は主語、「are」はbe動詞の現在形、「sour」は形容詞です。

7. It is easy to say bad things about what you cannot have.

  • It is easy: 主語「It(それ)」+be動詞「is」+形容詞「easy」で「それは簡単だ」という意味です。ここで「It」は特定の物を指しているのではなく、「〜すること」という抽象的な行為を指します。
  • to say: 不定詞。「言うこと」を意味し、動詞「say」が「easy」を説明する形になっています。
  • bad things: 名詞句。「bad(悪い)」が「things(物事)」を修飾して「悪いこと」を意味します。
  • about what you cannot have: 前置詞句「about(〜について)」+関係代名詞「what(〜するもの)」。「what」は「ものごと」を指し、「you cannot have(あなたが手に入れることができない)」という意味の節が続きます。
イケップ先生
イケップ先生

こんな感じです。では、意味がわかれば、動画で音声を聞きながらなんどもリピートしましょう。

日本語を思い浮かべなくても意味がわかるまで繰り返すことが大切です。

ダメップ
ダメップ

今日もありがとうございました。

何度も聞いて、マネします。

(それにしてもスピードが速いなぁ。)

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